01 Hello World!
こまかいことは後回しにして、とにかくプログラミングをやってみましょう。
- 開発ツールを確認する
 - 開発ツールを準備する
 - 開発の流れを確認する
 - とにかく書いてみる
 
開発ツールを確認する
プログラミングに必要なもの
- 心構え
 - テキストエディタ
 - コマンドライン
 - コンパイラ
 
プログラミングへの心構え
- C言語を覚える近道は、コードを見て、自分で書いて、実行してみること。
 - サンプルコードそのまま写すだけでなく、自分でいじって遊んでみよう。
 
テキストエディタ
- コンピューターを使って書くかんたんな文書やソースコードなどを、 テキスト という。
 - テキストを編集(edit)するものを、 テキストエディタ という。
 - 今回の講座では、TeraPadを使うが、自分の好みに応じて変えても良い。
 
コマンドライン
- コンピューターに、プログラムの作成や実行などかんたんな指示を伝えるには、 コマンドライン というものを使う。
 - Windowsなら、コマンドプロンプト。
 - 今回は、TeraTermを利用して実習用サーバー(jocalc1)にログインする。
 
コンパイラ
- 人が理解できるC言語のソースコードを、コンピュータが理解できる機械語にするものを、コンパイラという。
 - 今回は、GCC(GNU Compiler Collection)という、UNIX系システムでもっともメジャーなコンパイラを使用する。
 
開発ツールを準備する
TeraPad
- 文字コードの設定
 
TeraTerm
- ログインしてみる
 - 文字コードの設定
 
開発の流れを確認する
開発の流れ
- コーディング
    
- ソースコードを作成すること
 
 - コンパイル
    
- ソースコードを機械語に翻訳すること
 
 - 実行
    
- プログラムを走らせること
 
 
とにかく書いてみる
TeraTermを使って実習用サーバーにログイン
- デスクトップにあるTeraTermのアイコンをクリックして、TeraTermを起動する。
 - ログイン
 - 文字コードなど
 
プログラミング用ディレクトリの作成
- ディレクトリとは、Windowsでいうフォルダのこと。
 
$ mkdir softech_prog
$ cd softech_prog最初のプログラムを作ってみる
- これからC言語のソースコードを作成していく。
 - ソースコードは、C言語のルールにしたがって書かれたコンピュータへの指示書のようなもの。
 - テキストエディタを使って、ソースコードを書く。
 - あとから読みやすいコードを書くよう心がける。
    
- 処理のまとまりごとに空行をあける。
 - インデント(字下げ)
 
 
以下のソースコードをエディタを使って入力し、保存しよう。 ファイル名は、 hello.c とする。
1
2
3
4
5
6
#include <stdio.h>
int main(void) {
        printf("Hello World!\n");
        return 0;
}
コンパイルして実行してみる
- gccというコンパイラを使ってコンパイルする。
    
- プログラムができる
 
 - ./helloでプログラムを実行
 - 以下のコマンドを、TeraTermを通じてコマンドラインに入力する。($マークは無視する。
 
$ gcc -o hello hello.c
$ ./hello練習問題
- printf()の中身を好きな文字列に変えてみよう。