前回やったことを詳しく見ていきましょう。

前回書いたソースコード

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#include <stdio.h>

int main(void) {
        printf("Hello World!\n");
        return 0;
}

まず基本として、C言語は命令の最後に ; をつけるということと、処理のまとまりであるブロックを { } で表現するということを抑えておいてください。

では1行ずつ、意味を確認していきましょう。

#include <stdio.h>

いきなり難しいのが来ました。 これは、現段階ではおまじないということにしておきましょう。書き忘れに注意してください。

int main()
{
    // 中略
}

int main() { } というのは、ここの中身がメインのプログラムですよというのをコンパイラに教える役割があります。 とりあえず今はそれくらいで良いでしょう。

        printf("Hello World!\n");
        return 0;

ここが、プログラムのメインの部分です。

printf()は、関数といいます。 printf()関数に文字列を渡すと、渡された文字列が表示されます。

return 0; は、メインのプログラムが終了するときには必ずつけるようにしてください。 OSに「プログラムが終了しましたよ」ということを伝えるための命令です、くらいの理解で良いでしょう。

コメントアウト

コメントアウトとは、ソースコードの中にできるメモ書きのことです。プログラムには影響しないので必須ではありませんが、後から確認しやすいようにコメントアウトでメモを残しておくと便利です。

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//おまじないを忘れない
#include <stdio.h> 

int main(void) {
        /* printf()関数で
        Hello World!と表示する */
        printf("Hello World!\n");
        return 0;
}

「 // 」では1行、「 /* 」で始まり「 */ 」で囲んだ行をコメントアウトすることが出来ます。

練習問題

  1. #include をなくしてみるとどうなるか予想してみよう。

  2. return 0; をなくしてみるとどうなるか予想してみよう。